現状に不満を持ち、将来を過信する

よくスタッフへの評価面談の際などに伝えている言葉。

「現状に不満を持ち、将来を過信することが必要」

それは何となく、自分自身に言い聞かせているようにも思う。

人は現状に満足をしてしまった時に成長が止まると思っている。また、将来に対する過信が無くなった時も同様。

「今はまだまだだが、将来は絶対に拓ける」という意識を持ち、成長のために何をすべきか考える、そしてその行動を実際に取ることが、成長に繋がる。

 

「Youth is not a time of life, it is a state of mind.」

サミュエル・ウルマンの「青春」にあるが、「老いる」というのは年齢の問題ではない。

 

「現状に不満を持つ」、「将来を過信する」。これらが失われて行くことが怖いと感じる。

自分自身は後者について、最近持てないことが怖さになっている。現状への不満は未だにかなり強く持っている。しかし、本当に将来、私がこれ以上に強くなれるのか、と聞かれると、昔のように「当たり前」と答えられなくなっている。

歳を取ったな、と感じる瞬間。

 

しかし、それよりも怖いのは、現状への満足感。

組織の中での立場が上がって行くことが、その原因となり易い。「慣れ」も含めて「何となく出来る」ような錯覚を持ち易くなる。

一方で、「こんなものかな」という思いが頭をよぎったり。

 

これまで培って来た自分自身の強みをしっかりと理解することも大切。

全てを捨てて全く新しい自分への挑戦をするということも時として必要では有るが、多くの場合は意味が無い。

しかし、ただそれを守るのではなく、常に新しい自分に対する挑戦を続けることが必要。

挑戦のテーマは幾らでも見付けることができる。

 

自分が勝負をすると決めた道で、常に自己の変革を続ける。

まだまだ年寄りにはなりたくない、と思う。

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